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三丁目の夕日(まだ見てないよ)
ぼくはこれまでに高度成長期のヤマをはさんで、
2つの日本を経験したと思っています。
東京オリンピックが分かれ目です。

それを「前期」「後期」と乱暴に分けてしまうと、
ぼくにとっての前期の印象は「ニギヤカ」。
それはもうぼくにとっても夢の中の世界と同じことになっている。

後期は、いまに続く世界です。

あの「仁義なき戦い」の菅原文太の表情は、
けだるいという以外、なにものでもありゃーせん。
あの映画は、前期の一瞬の自由、輝きと、その後に続く
ながいながい、けだるい現代を描いたものとも言えるんじゃないかな。

すごく長い前フリでしたが、
本日「三丁目の夕日」という映画が封切りになります。

西岸良平の有名な漫画の映画化で、
昭和33年の時代を描く。

監督が1964年生まれというから、
ぼくより一回り以上下。

その想像力がどれぐらいぼくを刺激してくれるのだろうか?
ちょっと楽しみでもあり、つまんなかったらどうしよう、と不安なのです。
by nahkid | 2005-11-05 03:01 | 日々の雑感 | Trackback | Comments(0)
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