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駅に降りたら自由の風が吹いていた
地元の駅の改札を出たら爽やかなギターの音がきこえてきた。
ふつうストリートミュージシャンといえば、フォークっぽい若者と決まっているものだけど、彼はアコースティックギターをマイクを通してアンプにつないでいた。
ひとりゴンチチみたいな、インストです。かなりのテクニシャンで、メロディがきれいだ。

(あ、彼が先日、妻がなかなかいいよと言っていたギタリストか)

足を止めて30分ぐらい聞き惚れてしまった。ギターの音色が駅からの道を急ぐ人々の姿のBGMになって、いい雰囲気だったな。もう夜の10時を過ぎていたので、聴衆は10数人だったけど、みんな熱心にずーっと聴いている人ばかりでした。そして大人ばかりでした。

彼のまわりには自由の風が吹いているように感じました。

自主制作のCDを買って帰りました。
猪俣タケシ(有名なドラマーと同じ名前)という人。
ホームページで知りましたが、ふつうの会社員なんです。
コラムも読みました。

年末になると、日ごろお世話になっている取引先の方と飲みに行きます。(お互い小さな会社同士なので)~飲んでて気持ちのいい人ばかりのとても楽しい酒になることが多いです。(勝手に引用、失礼します)
なんて文とギターを弾く姿がだぶって、ほほえましい気分になりました。ぼくもわりあい仕事仲間と飲むのが好きなほうですし。

きのうぼくがブログに書いて消した文があります。
なんとなく気分がのらなくて。

それは虚業と実業を対比した文だったんですが、
この会社員でもあるストリートミュージシャンを聴いて、見て、
対比しても意味がないなぁと、あらためて思ったしだいです。
by nahkid | 2007-05-30 02:27 | 音楽 | Trackback | Comments(0)
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