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キシュ島の物語
仕事先のお世話になった編集者の送別会で朝帰り。
ふつか酔いと風邪でぐったりしてましたが、
夜になって回復、きのうのサッカー北朝鮮戦とこの映画を録画したのを続けてみました。

イラン映画。
友人の、りえさん(felicie)のチョーお勧めで、録画したものです。

3人の監督によるオムニバス。
イランといっても、この島は南にあります。
海も空も砂もとてもきれいです。
肌の色や顔立ちも私たちの見慣れた(?)イラン人とは
少し違っています。

海で段ボールを拾い続ける1話目の冒頭から
すーっと引き込まれました。
段ボールに印刷された、私たちが見知ったいろんな会社のロゴ。
その段ボールをこわがる妻。

この土地柄を反映しているのか、
呪術的で幻想的なお話が続きます。

中でも3話目「ドア」が一番幻想的で、トボケています。
そして最高にきれいです。景色も女性も。
砂漠をドアを背負って歩く家族なんて。
黒いヤギの「演技」がとてもおかしいし。

これが、りえさんお気に入りのマフマルバフ監督なんですね。
私も見た「カンダハール」の監督。
もちろん他のも見たくなりますね。
監督のoffcialサイト

ちょっと昔、日本にイラン人がたくさんいた頃、
一人と知り合いになりまして、
家に来てチャパティをつくってくれたことがありました。
うまかったです。
by nahkid | 2005-02-11 04:46 | 映画 | Trackback | Comments(2)
Commented by felicie at 2005-02-11 21:06
実は2話目で眠気に襲われたのですが、3話目ですっかり目が覚めました。非常に現実離れした美しい映像と非常に卑近な物語とのとんでもない融合にびっくり。
マフマルバフは、映像の作り手としてのうまさと物語の作り手としてのうまさと両方を並はずれて持っている映画作家だと思います。
http://shinjuku.cool.ne.jp/wwd5/mak/maktop.htm
ここに「サイクリスト」という、これも腰の抜けちゃうようなすごい映画についてのつたないレビューがありますので、よかったらお読みくださいまし。
Commented by nahkid at 2005-02-12 04:52
こんにちは。2話目は、こいついったい何をやってるんだろう?という疑問だけで引っ張られましたね。それほどおもしろくはなかったですけど。
テレビで映画を見るときは夜中に一人でヘッドフォンをして見ることが多いんですが、けっこう好きですね。もちろん飲んでいるのですが、案外、眠くもなりませんし、割と充実してます。それとこうして書くと、もういちど映画の中に入っていけるので、よいですね。
仕事が忙しいのでバランスをとりたくなって衝動的に始めましたが、いまのところ順調(?)です。
サイクリスト見たいですね。DVD買おうかな。
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