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きみに読む物語
思ったよりケレンのないシンプルなファンタジーでした。
予想していたより、ず~っと楽しめました。

身分違いの恋が引き裂かれ、なんていうから
ちょっと苦手だなー、と思っていたのです。

でも、強烈だった「グロリア」のジーナローランズが老けてどうなったのか、という
興味がありまして、足を運びました。
途中があまり印象にないので。

痴呆症の女性に当人の日記を読み聞かせるという
形で若いときのシーンを中心に話が進むのですが、
この若い二人がすごく魅力的ですね。
だからお年寄りの二人もいっそう感じよく見えます。
(なんていうことをこのベテラン俳優たちにいうのは気が引けますが)。

やっぱりホロリと来ましたね。
ぎっしり満員の館内全体がそんな感じ。

なんといってもジーナは息子にこんな映画を撮ってもらって
幸せなのではないでしょうか。
(グロリアを撮ったのは彼のお父さん)

より詳しくはfelicieさんのトラックバックをどうぞ。

帰りの渋谷の雑踏で、電話しながら歩いてましたら
最近、私がはまっている中年のシンガー伊豆田洋之が脇を
すり抜けていきました。ビックリ!
by nahkid | 2005-02-13 01:10 | 映画 | Trackback(2) | Comments(0)
Tracked from cinema diary+ at 2005-02-13 21:24
タイトル : 「きみに読む物語」
美しい水辺に建つ高齢者の療養施設。過去の思い出を失った老女のもとをノートを携え訪れ、恋の物語を読み聞かせる老人。老人が語るのは、40年代の南部の田舎町で出会った富豪の令嬢アリーと製材所で働く青年ノアの恋の物語。 展開は読めます。 でも、最後まで引っ張られてしまう。 それは、語る老人(ジェームズ・ガーナー)聞き入る老女(ジーナ・ローランズ)の表情に、えもいわれぬ慈しみと哀しみとが見えるから。 それだけではなく、若い恋人達の気持ちの揺れへの共感と郷愁も…。 また、若い恋人達の周りにいる人たち...... more
Tracked from ネタバレ映画館 at 2005-02-14 15:27
タイトル : きみに読む物語
 『世界の中心で、愛を叫ぶ』、『今、会いにゆきます』、『ぼくの彼女を紹介します』、『君に読む物語』・・・さてどれが正しい送り仮名でしょうか?  恋人同士で観に行くのはやめたほうがいいのかもしれない。80歳になる主人公と比べたら、彼の愛情の深さにかなうわけがないからだ。いつから痴呆症状が現れ始めたのか、いつから同じ物語を聞かせ続けているのか、細かい描写は無いものの何も思い出せない老女アリーへの献身的愛情の偉大さに感動してしまった。古き良き時代のストレートな愛だけでも十分に感動できるのであるが、年を重ね...... more
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