アタマのやわらかい大人~天野祐吉
インベーダーゲームというものがありまして、
次にファミコンというブームが来て、子供たちが家でゲームをやるようになった。

ふつう、ここで出てくる「大人」のコトバというのは、
外で遊ばなくなった子供たち。交流しなくなった人々。

というようなものなんでしょうが。
そうではなく、みんなが同じことに夢中になっていた日本人が、
個々に自分のブーム「マイブーム」を持つきっかけになった。

と、解釈する大人。

明治以来、遊びビンボーだった日本人が
やっとここにきて遊びが豊かになった、と解釈できる大人。

こういう大人をぼくはとっても好きです。
天野祐吉のことです。

日曜日の夜にやっているまったりした番組、NHKアーカイブス。
この番組を好きですが、
きょうは「パチンコ」と「インベーダーゲーム」をとりあげた(その時代の)ドキュメントでした。

その解説者として、天野祐吉ほどふさわしい人はいないでしょう。
「ぼくはブームにまみれながら生きてきましたから」といえる大人。
この人以外がこのテーマで解説したら、と想像するにゾッとします。

司会の加賀美アナウンサーもいいですね。

二人ともアタマがやわらかいの。
大人というのは、アタマがやわらかい人のことをいうべきではないだろうか、とこの二人の対話を聞きながら(加賀美さんは質問のみですが)うっとりしました。
人の対話を聞いているだけで、うっとりするなんてめずらしい経験です。

ぼく自身のアタマはどうなのかな、自信がないなー。
でも、やわらかくありたいよな、とは思うんだ。

ちなみに文章を書くとき、「ぼく」というのは、天野祐吉の真似ですよん(それと、糸井重里の真似でもある)。
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by nahkid | 2008-03-17 01:22


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