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出版不況というが
雑誌の販売部数がここ10数年で3分の2まで減った。これを相当な落ち込みと見るか、よくがんばってるな、と見るか。ぼくはどちらかというと後者かな。


別に出版のほうがネットより格上である、なんてちっとも思っていません。
インターネットはそうとうに可能性のあるおもしろい媒体であると思っていますから。
それだけに雑誌は、よくがんばっているな、という感慨があるのです。

でもね、本当は「紙」だ、「デジタル」だという問題ではないのではないか。要はどういう考え方で何をやるか、だと思うんですよね。
ネットでは糸井重里の「ほぼ日」というコンテンツをぼくはかなりおもしろいと思っているけど、ではそれ以外に何があるか、といえば、あれぐらいネットの特性を活かしたコンテンツはほかに知りません。
たけくまメモの今後にも期待していますが。

考え方が新しくなければいくらデジタルでも、本当に新しいおもしろさは生まれないし、「紙」でも考え方が新しければ、まだまだ十分におもしろいものができると思います。

コンテンツ産業なんだから、要はアタマの問題ですな。

あまり人ごとではないんですけどね。不況であることも含めて。
by nahkid | 2008-08-05 02:06 | 日々の雑感 | Trackback | Comments(0)
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