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嫌うより、好きになりたい
父に学ぶことはたくさんありますが、その1つが「他人を嫌わない」ということですね。嫌わない、というよりは好きになる、といったほうがよいと思いますけど。なかなか真似ができないことです。

ぼくの父は長い付き合いの人であれ、いまそこで出会ったばかりの人であれ、他人に対する抵抗感というものをほとんど持たないように思えます。そればかりか、誰であれ好きになって、話し続けます。というと、ちょっとバカみたいですけど、本当にそんなバカみたいなところがあります。

逆に、他人を嫌う、って何でしょうか?
それはたぶんに自己投影ではないでしょうか? 自分の中のツーマッチコンシャスなあれこれが、他人を嫌う、という感情になってあらわれるのではないでしょうか。そう考えると、他人に抵抗感を持ったり、嫌ったりすることのほうがバカみたいなことに思えてきますね。

父は歌が好きですが、この歌が好き、というのはないようです。歌が好きなのだから、すべての歌に対してシンパシーを持っているようです。「オレはこの歌」というかたくなさがありません。出会った歌で感覚にひびけば、すべて好きになります。

そのようなオープンマインドな態度は、最も学ぶべきことのように思っています。
by nahkid | 2008-08-20 01:01 | 日々の雑感 | Trackback | Comments(0)
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