カテゴリ:本( 49 )
誰の人生も奇跡のようなものなんだろう
と、思いついた言葉を書き留めておく、忘れないように。

レールのない道をふわふわ漂うように歩いてきたつもりだけど、
案外そうでもなかったのかもしれないし。
無計画なつもりだったけど、案外そうでもなかったのかもしれない。


な、ことを考えたのも、こんな本のせいかもしれないし、でないかもしれない。

ハイブリッドワーカー
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会社勤めしながら、別の仕事も楽しんでいる人たち。
OL兼芥川賞作家とか、OL兼シンガーや料理研究家とか。

でも、ぼくもむかし若い頃に会社勤めしながら、
アルバイトで原稿書きをしていた時期があったんだけど。
それはつらかったな、いまでも夢に出てきて、汗をかいて目が覚めるぐらい。
ぼくにはハイブリッドはできなかった。

でもここに出てくる人たちは、会社勤めと個人的な仕事を、上手にやりくりしているね。どっちも楽しんでいる感がある。

ぼくの場合は、会社勤めがすごくイヤだったからね。
そのあたりの違いもあるなー。

両方をすんなり受け止められる器量が必要なんだね。
こっちが「悪」で、こっちが「善」という受け止め方では、うまくいかないね。
こういう生き方をしている人は、今に始まったことではないんだけど、
もっと増えてくるだろうな。もっと軽々とね。ネット時代の申し子として。

この本に出てきた人の一人、OL兼料理研究家のブログ。
うーらのオーガニックレシピ手帳
おいしそうだ。どれかつくってみよう。
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by nahkid | 2009-10-09 02:43 |
ワインの教則本
初めてワインの入門書を買いました。

よく、1000円ちょいぐらいのワインを飲みます。
それ以上のものはお金持ちにまかせて。
からだに合う酒というものがありますけど、このところはワインなんですね~。
で、ちょっと勉強してみたいな、と思い本を買いました。
90日間ワイン基礎レッスン
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美術出版社刊。
見開き1テーマで、「ワインの産地」「ワインのラベルの読み方」とかまとめられているのですが、
その構成がですね、わかりやすくて非常によいんです。
内容も「通」が、さー教えてやるぞ、というノリではないし。
ライターがていねいに仕事をしたという感じ(まだちゃんと読んでないけど)

編集やライティングの参考になりそう。
2色でデザインもGOO!200ページでほどよいボリューム。
こういう本をつくりたいな、と思います。
同業者の方、中身検索ができるので、ちょっと覗いてみて下さいな。
書店で手に取るのが、一番いいけど。

こういうのを手にすると、紙媒体も捨てたものではない、と思いますな~

本づくりの意欲が湧いてきた、かな~(あのツラク、ながい作業)
ぼくの場合は自分で書くんで。
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by nahkid | 2009-09-13 02:58 |
夏休みの読書
その1コレね。
オカマだけど、OLやってます。
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大変に面白いので、オススメします。
ブログの連載が本になったパターンですけど、この人、いまはこんなブログを書いてます。
能町みね子のふつうにっき
チン子とって(!)、OLやめて、いまはプロの文章家になったそうです。

このブログではタモリ倶楽部を見ているときが一番シアワセだよ、というところが私の琴線に触れましたナー。

この人、文章がうまいんですよ。
だから、この本は一気に読んでしまいました。

さいきん、たまたま学者の書いた本を何冊か買いまして、それがもう文がつまらなくてね。
むずかしい本じゃなくて、軽いタイプの本なんだけど、
内容がよいとか悪いとかいうまえに読み続けられないんだもん、ダメね。
ヘタなんです、サービス精神もないし。

夏休みの読書 その2コレね。
放送禁止映像大全(天野ミチヒロ)
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いわゆるオタク系ライターですね。この人も文、うまいです。
テレビドラマやアニメ、映画などの放映・上映がされなかったもの、あるいは放映・上映はされたが、その後ソフト化されていないものなどを理由を挙げて、集めた本です。
テレビ編から、ぐいっぐいっと引き込まれましたよ。
放送禁止に関することだけでなく、周辺の話題も面白いしね。
松田優作がテレビに出てた頃アドリブがすごくうまかった、とかね。
江戸川乱歩シリーズに伊丹十三が出ていた、とかね。

青年の頃、若干気取ってテレビを観なかったのが惜しまれる。

いや、もう買って読んで下さいよ。おもしれーよ。
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by nahkid | 2009-08-18 02:09 |
快楽(けらく)~工藤美代子
女性が女性のことを書いた本。インタビュー中心の読みやすい本ですが、読み終わるのに何ヶ月もかかりました。理由はいろいろです。
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本を読む気力の減退。時間のなさ。内容の重さ。

世の中って、こうなってるのか、そうか、そうだよな。
その、そうだよな、のあたりが、自分にとって重いのでしょう。

ただし、女性が読むとどういう感想になるのかは、さっぱり想像もつきません。
また、男性読者がどれぐらいの割合でいるのか。それも見当つきません。
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by nahkid | 2009-07-30 01:30 |
女が家を建てる本
久しぶりに完読した本(つーか、マンガだけど)

どうも最近途中で読まなくなる本が続いていて、選択がダメなのよね。

でもこれは一気に1,2巻読んでしまった。
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独身の漫画家がたいした動機もなく、ほぼ衝動的にマンションを売って、
土地を買って、家を建てる本なんだけど、面白かったな。
リアル、リアル。独身女性が一人で家を建てるなんてテーマは、ヒロイズムが漂いがちになるのだけど、
この本では人生論的なことよりも、家を建てるというプロセスをきちんと追っていて、それにまつわる心理描写がとてもくっきり、しゃっきり、なのですよ。
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by nahkid | 2009-05-15 09:34 |
芸能人の物狂おしさ
小市民では絶対にあり得ない芸能人というもの。
彼、彼女らを追い続ける男、吉田豪。

その新しいコラム集を発見!

吉田豪の数奇人探訪

しかし哀れむべきはわれらの小市民性。
だから、ぼくらは彼が追い続ける芸能人に引かれるのである。

彼もまた、インテリから遠く離れて走り続ける。

「できるだけ、頑張ります」のフレーズがかわいい。
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by nahkid | 2008-03-22 02:28 |
A Rolling Stone Gathers No Moths
原稿は、体力で書くものだと思っています。
だから、年をとってくると、体力の衰えが不安でしたが、それに慣れや甘えが加わると、もう目も当てられない状態になりますね。

疲れというのは自覚できるけど、慣れや甘えはなかなか自覚できないものです。仕事の不出来を自覚させられるようなことがあって初めて、いろんなことを反省するものでして。

やはり刺激とか、自分に喝を入れるというようなことは生活に必要なんですねー。
転がる石にこけは付かない、といいますが、
現状に甘えてちゃ、ダメっすな。

話は全然、関係なく変わりますが、
徳永英明が歌うところの、雪の華が気に入って、ずーっと聴いてますよ。
中島美嘉のヒット曲のカバーですね。

でも、そんな季節も過ぎて、すっかり春になりました。体がそんな反応を示すようになりました。目がしょぼしょぼしたり、鼻水が出たり。ああ、もう思考力がなくなりそう・・・
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by nahkid | 2008-03-09 02:23 |
トクした気分
きのうはちょっとトクした気分のランチ。スペイン料理 銀座エスペロ
銀座3丁目のこんな店です。1000円で料理2品+パン+コーヒー。そのいずれもがおいしかったという、きわめてレアな経験。料理はコハダを使ったサラダの前菜に、仔牛と野菜の煮物(アツアツでこぶりの鍋に入ってきて、それはモーおいしかったす)。パンもエスプレッソもね。ぼくは白ワインのグラスも1杯。お昼にお酒を飲めるのは、ま、自営業のボーナスですから(C 杉浦日向子)。
店の雰囲気もよく、たぶん12時台は混んでいるんでしょうけど、ぼくは1時台に入ったので、のんびりできました。

それとかなりトクした気分の読書です。
吉田豪の「続・人間コク宝」と「元アイドル

仕事の間に読み始めたら、止まらず、ざーっと2冊とも走り読みしてしまいました。どっちも芸能人インタビューものなんですけど、その人選といい、話の聞き出し方といい、並のおもしろさではないですよ。

ここで吉田豪のポッドキャストが聴け、ここでコラムが読める(古いけど)。芸能界に興味アリの人なら、おもしろがれること請け合いのライターです。「豪さんのポッド」~象さんのポットを知っている人は、いますかね~?
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by nahkid | 2008-02-27 02:46 |
吉本隆明の老後
この人はスゴイなー、と思うのは、カッコつけないところです。
思想家であり文学者であり、その両方とも「大」が付く人なのに、「自分は紙オムツをしている」といえちゃうからね。
文学者なんてのは、大体、生涯スタイリッシュでカッコつけてるものと、ぼくは思っていたから、びっくりですな。

吉本隆明の現在の発言は、老人の身体と精神を老人自らが明らかにする、初めての発言ではないか、と思います。一般の老人はこういう風に語らない、というか、だれも聞きに行かないからね。今後の介護のありかたなどにも役立つのではないでしょうか。
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ただただ読んで受け入れるだけで、これについて何かいえるということは、ぼくにあろうはずもなく。この人はエライなぁーと感じ入るだけです。
20歳の頃からこの人の著作に感銘を受けて、ぼくなりに学んできて、いま、また、カッコつけない、ということを教えてもらっています。

何となく最近のキヨシローと顔が似ているような気がします。
吉本は昔、キヨシローの歌詞を大変、評価していましたが。
キヨシロー、復活しましたね。NHKでやった復活ライブをちらっと観ました。おめでとうっす!
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by nahkid | 2008-02-09 22:40 |
イランの少女の話とか
ご訪問ありがとうございます。

あ~やっぱり、言ってみると恥ずかしいですね。

でも、読んでいただくために書いているわけですから、感謝の気持ちを忘れないようにしないとね。ぼくの知り合いの方でしたら、林がこんなことやってるぞ、と、そのまたお知り合いに宣伝していただければ、シアワセに存じます。
知り合いでなくても、こんなブログがあるぞ、と、友達にメールでもしてもらえたら、それはもー、最高にシアワセというものです。でも、書いていることがおもしろくなければ、そんな気にならないですよね、ハハハ。がんばります。

で、最近思うのですが、日々のしがらみから逃れて、自由になれるなんてあるのか? 
いやあるんです。それが「考える」ということなんじゃないか。つまりね、それがぼくが(に限らず)ブログを毎日書いている動機だろうな、と、ハッと思い至ったのですよ。

ま、「考える」にもいろいろあると思うのですが、自分を解放して、前に進ませてくれる「考え」というのは、あると思うんです。既成の思想とかではなくてね。ぼわっとしているけど、自分の中から出てくるもの。それを求めて、毎晩のようにこの書き込み画面に向かっているのだな、と気づいたのです。それが「お笑い」の紹介か、と言われれば、まーそれもいいじゃない、と。ハハハ。

・で、ここからが今夜のお題です。
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いま映画もやっているイランの少女の話。「ペルセポリス」 
イラストレーターの北住さんのブログで知ったのですが、なかなか映画に行けそうもないので、原作(漫画)を買って読みました。 
ちょっとスヌーピータッチの絵なのに、深刻な話で、だけどそのタッチは軽快で。80年代初頭の激動のイラン。
90年代には日本にたくさんのイラン人がやってきて、ウチにもやってきたりして(^_^;)、親しみを持ったりしたのに、実はあの国のことをよく知らなかったのだ、とわかりました。Ⅱも読まなきゃ。それに歴史の勉強もしなくちゃ。本題終わり(それだけかい)。

代々木公園が週末ごとにリトルテヘランになったのを覚えているかい?
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by nahkid | 2008-02-07 02:39 |