私の場合の原型は、小林旭です。
もう小学校の半ば頃から、自分は小林旭のように なるために生きていたようなものなんですから。 いまでもそうかもな。 石原裕次郎の虚無は子供にはわかりにくくて、 流浪するアキラのほうが、わかりやすかったんですね。 というかあまりに荒唐無稽でわかりにくいから わかりやすかったといいますかね。 それは、まー鉄腕アトムとか鉄人28号みたいなもので。 で、そのアキラが限りなくかっこよかったのよ。 戦いが終わると素っ頓狂な声で歌いながら どこへやら去っていくの。 どの作品でもシェーンをやっているわけです。 そういうのを子供は一番好きなんですね。 シェーンでも子供が追いかけるでしょ。 それって「自由」を追いかけているんですよね。 アキラは自由だったんです。 それにしてもアキラとジョーの掛け合いは最高で、 あれを考え出した人はスゴイと思いますね。 あの、なんと言うんでしょうか。 敵同士なんですけどね、なぜかそうは思えなくて。 アキラは笑わないんだけど、ジョーはいつもにやにや笑ってるの。 って、なんのことやら。 見たことがない人には、ちょっと説明しがたいな。 うん、ちょっと無理ですね。 いまだったら、誰と誰の・・・みたいに喩えるものがない。 せめて写真。 ちなみに小林信彦の「日本の喜劇人」では 優れた掛け合い漫才として取り上げられていて、びっくりしました。 無垢なエンターテイメントが輝いていた時代もあった、ということで。
by nahkid
| 2005-06-28 02:04
| 日々の雑感
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