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長くて短い小説を読んだ
ふ~以前から電車の中で読み始めていて、
きょう一気に読み終えた。
町田康の「告白」
(こんな厚いのを鞄に入れていた)
長くて短い小説を読んだ_c0051423_4183494.jpg


ぼくのイナカ、ちょっとだけコトバ似とるんで、
あれなんやけど。
まーガンガンきよるわ、コトバが。カワチ弁がな。
彼のほかの作品よりも、もっとな。
笑いながら読んでけるんやけど、だんだんおとろしなってくるんや。

まーダラダラと676ページもあるんやで。
途中、字ぃを飛ばしたるとこもあるけどな。
そら、ずーっと一字一句追いかけることはできんわい。
いうたら、最初から最後までずーっとおんなしこと書いてあるんやし。
なんでこない長ごぉしたかったんやろか。

読者は町田の観念の運動にずーっと付き合わされるわけやけど、
いややったら読むのやめたら、ええんやけど、それができんのやな。
これが不思議っつーこっちゃい。
コルトレーンのサックスをずーっと聞き続けるみたいにな(あぁぁぁ、スノッブな言い方やね)

まーそんな感じや。

それよりもな、1日ずーっと本を読んでたっつーの、
ほんま、久しぶりやぁ。


次に読むのはな、
橋本治の最新短編集や。(あ、もうええわ、イナカのコトバは)

実は、これにとりかかるのを楽しみにしてたんさ(あれ?なおらん)
じゃ、読んだらまた。
by nahkid | 2006-07-20 03:50 | | Trackback | Comments(0)
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