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海をわたったベーシスト~いまはパリのシェフ
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帰省中に高校時代の友人が訪ねてくれた。
実に、ざっと30年ぶり。
彼、Kくんはパリ在住である。

30年前に料理人として、知人もなくパリにわたり
いまやシェフ兼店長として、1軒の店をまかされるまでになっている。
フランス料理の経験もなく、むこうにわたって
そこまでになるのは、並大抵の努力ではなかったろうと、
想像しようとするが、できない。ただ大変だったろうな、と思うばかりだ。

Kくんは高校時代、ぼくらのバンドのベーシストだった。
そういえば、あの頃もギターも弾けないのに、
ぼくらのバンドに入ってきたのだ。というか、誘い入れたのだった。
背が高くてハンサムだという理由で。

でもかれはぼくに習いながら、ベースをマスターしてしまった。
しかも歌いながら弾けるようになったのだ。
She's a woman というポールマッカートニーの曲があるが、
それがKくんの弾き語りのオハコだった。
ずーっと努力の人なのだ。

でも見かけは爽やかで、カラッとしていて。
その感じは30年経って、フランスから里帰りしても
ちっとも変わっていなかった。
ヘアスタイルも体型もほとんどかわらず、
いばった感じはみじんもなく。

これならパリでいきなり出会っても
見間違えることはぜったいないだろう、という風だった。

いまベースギターを持っても、全然違和感ないよな~
by nahkid | 2006-08-24 00:42 | 日々の雑感 | Trackback | Comments(0)
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