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祇園囃子(溝口健二)~そして暑さ対策に、おミズ
むか~し、観たのではありません。
NHKBSからの録画できょう、観ました。

中国の溝口ファンである、
ぼくがよくおじゃまするブログの
xiaoyuさんは、この映画について
「若尾文子さんが可愛いです」と
書いてらっしゃいます。

同感です。
ほんとうに、ほんとうに、可愛いです!祇園囃子(溝口健二)~そして暑さ対策に、おミズ_c0051423_22561457.jpg
16歳の役ですが、このとき19歳だったそうですね。
共演の木暮実千代が妖艶なので、
よけいにその可憐さが光ります。
この映画は、内容がどうこうよりも
祇園を背景に、
この二人をうっとり観ていればよいというものでしょう。
きわめて優れた監督とスタッフに撮ってもらうから
そのきれいさがよけいに際だつというもので。
当時の日本の女優は、トクしましたね。


それにしても残暑、厳しいっすね。
今夜もクーラーなしで過ごすために、
選んだCDは、コレです。
祇園囃子(溝口健二)~そして暑さ対策に、おミズ_c0051423_2354364.jpg

水原弘全曲集。おミズですな。

知ってるかな? この濃さ!
そ、それじゃ、よけいに暑くなるんじゃ、
という心配もありましょうが。大丈夫。
これはもう逆療法というやつで。
(やっぱ、アツイじゃん)

いえ、そうでもありません。
このシブイ低音が、気持ちを沈め、もとい、静めて、
クールな心境にしてくれるのです。
「黄昏のビギン」という曲をご存じでしょうか?
永六輔、中村八大の名コンビによる
雨上がりの夕暮れの街を歌ったこの名曲は、
実に軽々と歌って、
とても爽やかな世界に運んでくれるんですよ。
もとポップシンガーの面目躍如というところか。

ところで永六輔が、
「上を向いて歩こう」とか「黒い花びら」とか、
かつてヒット曲をたくさん生んだ作詞家であったということは、
ご存じですよね?

日本のよい歌を見直しましょう。
by nahkid | 2006-09-09 23:12 | 映画 | Trackback | Comments(2)
Commented by cnbj at 2006-09-10 17:02
nahkidさん、私はyahoo.co.jpのblogのxiaoyuです。ありがとう、ございます。貴方のブログは、良いです。私は日本の映画、音楽と文学を読みます。
Commented by nahkid at 2006-09-10 22:55
どうもありがとうございます、xiaoyuさん。ほめていただきまして。
貴方のブログもとてもいいですよ。また、いつでもコメントをお書きください。よろしくお願いします。
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