最近、ipodで音楽を聴くようになってから、なぜかビートルズを聴くことが増えている。それは、圧縮しない音源のナマで濃厚な感じが、彼らの初期のサウンドに合うと直感的に思ったから。それはズバリその通りだったよ。
中高生の頃にアナログ盤を友達の家でステレオで聴いた体験から来ているものと思われるが。 CDで聴くようになってからは、やはりあの感動は得られなくて、それは時がたったからなのだろうと思っていたのだけど。 macでCDから圧縮しないで、かつエラー訂正をしながら読みとった音源※には、音がびっしり、しかもクリアに詰まっていた。ジョンの声もポールの声も生々しくて、びっくりしたよ。 もういちどビートルズを体験できた! PLEASE PLEASE ME というかれらのデビューアルバムは、スタジオで12時間で全部録ったといわれる。しかも2チャンネルで、演奏と歌の一発録り。つまり、ギターを弾きながら、リンゴはドラムをたたきながら歌ったのです。現代では、考えられないことです。 現代ではあえてスタジオライブとでも銘打たない限り、こんなことはしません。 だからこのアルバムは実質ライブなのです。それも、とびきりの演奏と歌です。集中してますよ、若者たち。なんかこう、体ごとぶつけてる感じだ。このアルバムに入っている以上のツイスト&シャウトはどの演奏でも聴かれません。ボーカリストとしてのジョンとポールは、すでにこのときにピークを迎えてるんじゃないの、みたいな。とくにジョンは、この時点ですでに最高のボーカリストですね。 ワン、ツー、スリー、フォーッのカウントから始まる(I SAW HER STANDING THERE)、スタジオでの彼らの奮闘が、耳を通して伝わってきます。その感動を味わうにはsonyの4980円のイヤホンで充分ですね。なるべくお金を使わないで音を楽しむ(くどいね)。 このアルバムの次のwith the beatlesを先日来ずーっと家の中を探していたのだが、行方不明であることが判明・・・トホホ 初期だけではなく、これに次いでよいと思うのが、なんと最後のアルバムであるABBEY ROADなんです。音的にというか、きわめて感覚的にですね。長くなるのでいずれまた。 ※PCで圧縮しないで、かつエラー訂正しながらCDの音源を読み込むと、CDプレーヤーでは拾い漏れしている多くの音を再現することができますが、windowsのitunes最新バージョンではエラー訂正機能が効きません。古いバージョンか、media playerを使うとできるようです(ぼくは未体験)。
by nahkid
| 2007-10-08 02:04
| 音楽
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Comments(2)
では、ってわけで、with the B CD 出して聞く、今。
いや、泣きたくなり、なんで、B を聞きたくないかが分かったよ。 もう 何か感情の深いとこで混乱が生じているんだな。 知り合いでもなんでもないのに、J.L. は、早く亡くなった、今では僕の方がずっと年上の従兄のように感じてしまっているんだ。 変なもんだな。ただのバンドなのに。
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nahkid at 2007-10-09 00:41
with the beatles 買わないとなぁ。最後に入っているjohnのmoneyが好きだな。
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by nahkid
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